2010.04.18.
キャロル・キングとジェイムス・テイラーのコンサートのために、パシフィコ横浜まで行ってきた。記録的な遅い雪の名残か、非常に寒かったが、変わり行く臨海副都心を横目に気持ちよいドライヴができた。 パシフィコ横浜はお初。もちろんクイーンズ・スクエアのほうに駐車して、お買い物や食事を済ませてから乗り込んだ。 なかなか景色のよい場所であった。
まだ7:43と表示されていた。週末のコンサートは終演が早くて嬉しい。 行きは湾岸、帰りは横羽線を通った。久々だと、やはり車線幅の狭さにビビッた。 せっかくなので、環状線を一周して、少しだけドライヴを楽しんできた。東京タワーが面白い色になっていた。 
2010.04.11.
  ジンが妙にベランダに出たがるのでヘンだなと思ったら、桜の花びらがいっぱい舞い込んでいたのであった。動くものには何でも興味を示すのは普通の猫と一緒だからね。それでもかなりビクビクしながら遊んでいた。最近右前脚を傷めてしまい、ぴょこぴょこ歩いているのだが、こういうときは痛みも忘れるのか、元気にうろつき回っていた。

さて、少し新しい職場にも慣れてきたが、まだ何ともペースがつかめないようなもどかしさがある。先週は日曜日が臨時開庁だったので6日間連続で働いたのだが、あっという間に過ぎてしまった。夜は相変わらず遅い日もあるのだが、土日は滅多に出勤にはならないので、苦になるほどではない。昨日今日は久々の土日休みだったのだが、土曜は午前中爆睡して、午後から成田。いろいろ買い物も済ませ、少し態勢を立て直すことができた。如何せんずっと土日がなかったので、あれが無い、これも無くなっているといった状態で、あれこれ大量に買い込んできたという有様。日曜日の今日は、カラダを休めつつ、部屋の中を片付けている。長いことシステム課にいたので、いろいろモノが溜まってしまっていて、新しい職場に持っていけないものもあり、自宅に持って帰ってきてしまったので、もの凄い状態だったのだ。少しは整理できたが、まだまだリヴィングにすらモノが散らかっている。大半は本とか古い資料なんだけどネエ・・・、思い切って捨てるしかないのかネエ・・・。いろいろ面白いものもあるんだけどネェ。
最近、このジョン・ダワー(ダウワーと表記すべきじゃないのかね?)という歴史学者にハマッている。猛烈な碩学、目からうろこが落ちる瞬間が何度あることか。勿論日本人ではないから書ける文章であることは確かで、当然ながら、こちらもそういったことを差し引きながら読んでいるが、それにしても鋭い。歴史の捉え方というのは、文化的な背景の違いで随分違ってしまうものらしい。2000年ピューリッツァー賞受賞作「EMBRACING DEFEAT (敗北を抱きしめて)」は、必読である。最近は英会話の勉強会のネタ探しをしながらいろいろ調べることが多いので、こういったものを読むときも、ついつい近現代史の中の出来事の表現などを考えながら読んでいる。そんなわけで、相変わらず昭和に生きているような感覚が抜けないでいる。すでに平成22年なんだから、もう昭和も遠い昔になってしまったような気がするが、自分などはまだ人生の半分以上が昭和なので、当然ともいえるんだけどね...。

また昭和の歴史を振り返りながら、古臭い音楽を聴いていたりもするので、古さを余計に感じる7インチなどのほうが面白くなってきている。先日もダウンタウン・レコードで見つけたCCRやキャロル・キングといった、バリバリ昭和の香りがするブツに目が奪われてしまい、他に欲しいLPがあっても、こういうものを入手してしまう。懐が気になるほど高価なものでなし、まあそれはそれでいいのだが、こういった歴史的な資産はどんどん失われていっているのだろう。それはそれで悲しい現実だ。「EMBRACING DEFEAT」もかなり市井のサブカルについて触れているのがまた面白い。やはり翻訳されたものも読んでみたくなってしまった。
   
 

2010.04.01.
昨日で情報システム課の6年が終わった。前半は結構面白い仕事だったし楽しめたが、後半4年間はちと辛かった。だけど、人間関係に恵まれて、何とかもったというところか。後半3年間はカミサンが激務の職場にいたので、生活がまるっきり変わってしまったが、その緊張感が反対に頑張らなくちゃという気持ちにさせていたとも言える。

さて、今日から4月。新しい職場で、また新しい出会いもあることだろう。楽しみな気持ち半分、不安な気持ち半分といった感覚は、何歳になっても変わらないものだ。何せ11ヶ所目の職場。経験だけは豊富なんだけどね、...早いところ慣れないとね。一方で何ともいえず、寂しい気持ちもある。今回は長かった職場のあとということもあるし、システム課での楽しい人間関係という部分もあったから当然といえば当然。今までが、あまりにクールな人間関係しか持たなかったから、こういうのは初めてのような気もする。今はまだよいが、きっと落ち着いたらうんと寂しくなることだろう。心のもの凄く深いところで、後悔にも似た寂寥感がある。困ったもんだ。

...さあ、ガンバ、ガンバ。
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