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連休直前になって思い立ち、京都に行ってきた。伊豆や箱根あたりのお宿はいっぱいでとれなかったのだが、京都はハイアット・リージェンシーがまだ空いていて、それならと新幹線も調べてみたら、結構空きがあり、相当高速道路の値引きに奪われた模様であった。実際に行きは3人がけに2人で座っていった。突然の思いつきなので、目的地もロクにないのだが、一応嵯峨野と東福寺がメイン。あとはとにかく美味しいものでもといったところ。
嵯峨野は若者向けに観光地開発されており、もうサイテー。東福寺はご本尊がご不在だし、まあまあ。美味しいものはいっぱい食べられて、これは大満足。ついでに町家めぐり、方丈めぐり、レコ屋探訪もできて、かなり楽しんできた。旧ビルのリノベーションもたっぷり見ることができた。
マッタク、遊びに行っているんだか、仕事から抜け切れないヤツである。それにしても、京都はさすがに国際的な観光都市。学ぶところは多い。とても一日二日では学びきれるものではない。観光客向けの工夫はいろいろしてあったが、十分なんてあり得ない。やはり民ベースのガイドマップなどの方がセンスもよいし見やすい。ああいう都市の行政もタイヘンなんだろうな...。 |
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8時過ぎののぞみ。意外に空いていた。快適な旅の始まりであった。 |
京都で嵯峨野線(山陰本線)に乗り換え、嵯峨嵐山で下車。空いていればと思ったトロッコ列車は2時間先まで満席、3時間待っても立席じゃあね。 |
まずは腹ごしらえと決め込み、麻生圭子さんの本で紹介されていた清凉寺前の「おきな」で湯豆腐なんぞ食す。 |
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なかなかいい感じのお店だった。 |
さて、嵯峨野散策は人の多さに辟易。しかも、落柿舎は工事中であった。 |
つくりものかと思ったら動いた。 |
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素晴らしい竹林も、ゾロゾロと・・・。 |
天龍寺の庭は見事だが、やはり人が多すぎて・・・。 |
渡月橋も猛烈な人出で、渡る気にもならなかった。 |
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嵐電でさっさと洛中へ戻ることにした。 |
大渋滞にはまりながらもお宿のハイアットに到着。三十三間堂のお隣り。なかなか快適なお宿であった。 |
夜は東山の「阿吽坊」でおばんざい。一汁八菜、満腹。生ビールは美味かったが地ビールはイマイチ。 |
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さりげなくカボチャが飾ってあった。 |
翌日はイノダコーヒで朝食後、東福寺へ。まずは霊雲院から。ここがイチバン落ち着けた。今回は作庭家重森三玲が作った方丈を多く見ることができた。 |
東福寺は橋だね。 |
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こちらも東福寺。 |
これも東福寺。三玲の生涯最高のデビュー作とか。・・・モダン。 |
無の庭。特別公開期間中だった龍吟庵。 |
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同じく龍吟庵の龍の庭。 |
こちらは雪舟が作った庭。芬陀院。 |
こちらも芬陀院。なかなかのお茶室であった。 |
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その後はそぞろ歩き。郵便局もシャレた建物で、こういう建築物を見て歩くだけでも楽しい。 |
こちらは京都文化博物館。元日銀京都支店。 |
こちらは現役の市役所の庁舎。 |
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お昼はいなせやというお店でおばんざい。 |
この入口、なかなか入るのに勇気が要る。 |
錦小路で活力を注入した後は町家めぐり。 |
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と言いつつ、市役所わきのレコ屋めぐりもする。こちらは超高級な品揃えのジャズ専門店で手が出なかった。 |
100000t(じゅうまんとん)というこちらの新し目のお店でトーインチを5枚ほどお買い上げ。...東京ではあり得ない価格。 |
こちらも気になったが、パス。3階まで上がる気力がなかった。この界隈、もっとレコ屋があったはずなんだけどな...。 |
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こちらはCOCON KARASUMAという旧ビルのリノベーション。いい感じであった。 |
さて本格的に町家もめぐった。 |
こちらは三丘園というお茶屋さんがやっているカフェ。ここでひとやすみ。 |
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こちらは町家を使ったイヴェント・スペース。無料で中が観られるから嬉しい。 |
こちらは新風館という、やはり旧ビルのリノベーション。内側が広場になっており、イヴェントがやり易い構造。 |
ここらで時間切れ。帰りののぞみは満席状態。まあ、無事に寝ながら帰ってこれたから、問題ない。 |
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