2011.06.20.
いやはや、まいった。本日は昨日の日曜開庁の振替休暇でお休みだった。ここで最近の不調をきちんと調べるべく、江東病院へ。結果は狭心症の疑い。どうも高脂血症が引き金になっているらしい。そりゃ運動不足だし、毎晩夕飯は0時ごろだからね。おまけに猛烈短時間睡眠だし。健康的な生活とはいえないもんね。しばらくお休みすることが多くなってしまう。今日は朝イチから午前中め一杯検査、血液検査ではやはり異常値が見られる。血圧もいままでにない数値だった。しかし心電図は問題なし。今日は全く自覚症状もなかったので仕方ない。後日24時間心電図を計測することになった。

昼過ぎに開放され、血管を拡げる薬だのニトロだの処方された。さすがにユキチが飛んでいってしまった。まあ、ここはきっちり治しておくべきなのだろうが如何せん制約が多い。どうしたものか。まあ、もう無理がきかないカラダになってしまったということだから、何とか発想の転換をはかって、今後のことを考えないとね。

それにしても、新しい病院はなかなか先進的なシステムになっていて面白い。再来の受付は端末2台でまかなっているし、会計も診察券で自動清算。さすがに初診外来受付はアナログ。検査はクリアファイルを持って歩くスタイル。これはこれで、効率的なのだろう。お年寄りにはなかなか難しいような気もしたが、どんなものだろう。
さて、フィリップ・マーロウの世界に浸っているのだが、Webで調べていたら面白い本に出会った。早速にお取り寄せ。「3冊の「ロング・グッドバイ」を読む」松原元信著は自費出版らしいが、内容は充実している。

また音楽夜話でヒプノシスとストーム・ソーガソンについて書いたのだが、ちょいと気になり、ヒプノシスの画集をチェックしている。「FOR THE LOVE OF VINYL - THE ALBUM ART OF HIPGNOSIS」は本当に飽きない。タイトルも良いではないか。やはりアナログ・レコードでこそのジャケット・アートだからネエ…。

お隣の「CLASSIC ALBUM COVERS OF THE 60s」はヒプノシスの中心人物、ストーム・ソーガソンが編集したもの。これまた飽きない。調子の悪いときはこんなので気を紛らわせるしかない。
2011.06.18.
ジンジャーの調子は少しよくなったが、まだ食事も制限されているし、おしっこも少量を回数多くするといった状態。今日は病院に連れて行ったのだが、それをいじめられたと思うのか、近寄ってこないというか逃げ回っている。もっと言うと押入れから出てこなくなる。まあ仕方がない。お猫よりも自分の体調が最悪なのでどうも思うように動けなくていけない。

さて、レイモンド・チャンドラーの「さよなら、いとしい人」の文庫が出た。ようやく受け取ることができた。HMVでポイント・アップ中に買ったので20%強オフ。有り難い。村上春樹の著作は全て読んでいるが、村上春樹の翻訳本はまだ全て読んだわけではない。これお楽しみにしていた一冊。やっぱり、男はフィリップ・マーロウ、好きでしょ…。
一緒に届けられた本はこんなところ。まずはレシピ本2冊。「体脂肪計タニタの社員食堂」、意外にピーナツなんか多用されていてこれでカロリーが低いと言われても不思議なものが多い。2冊目が出たばかりなのだが、まずはこちらからと思って買ってみた。意外に自分が作る料理に近いので参考にはなる。こりゃ2冊目も買わんといかんかね。

もう一冊は「カルピス社員のとっておきレシピ」、こちらはカルピスを使って味をまろやかにしたりするということで、少々タイプが違う。これはこれで面白い使い方があるものだと感心するばかり。
ビジネス書も2冊、「「ビジネス理論」集中講義」安部徹也著はなかなか面白い。5つの授業に見立ててあり、1時間目「ドラッカー教授に学ぶビジネスの基本」、2時間目が「ポーター教授に学ぶ競争に勝つための戦略」、3時間目が「コトラー教授に学ぶ売れる仕組みの構築法」、4時間目が「キム教授とモボルニュ教授に学ぶ競争のない市場の開拓法」、5時間目が「ロジャーズ教授とムーア氏に学ぶイノベーションの普及法」となっている。まあみごとなまでに売れ線のビジネス本のエッセンスを咀嚼し解説している。

「「超ドラッカー級」の巨人たち」中野明著は、「カリスマ経営思想家入門」というサブタイトルのほうがいいと思うのだが、このタイトルがネエ…、ちょっと買うのを躊躇させるかもね。でも案外よくまとまっている。

この2冊はウェブの情報だけで買ったが、アタリだったようだ。 
2011.06.12.
やれやれ、何の前触れもなく、いきなり昨夜からジンジャーの具合が悪くなって、以前通っていたアル動物病院で頼み込んでみてもらったら、腎臓と膀胱のトラブルということだった。猫には多いんだよネエ…。ついでに肥満も指摘された。そりゃそうだ。普通の猫の3倍くらい脂肪があるとさ。さすがっ。まあ初めて診てもらった先生だったけど、10kg越えは初めてみたとか。今日は10.4kgあったから、まあいつもとかわらん体重なんだけどさ。

おしっこが出なくなってしまったので腎臓か膀胱だろうとは思ったのだが、まだまだ正確なところは分からないとのこと。連れて行く直前に大量におもらししたので、結石か尿結晶が出たのかもしれないが、とにかく結石はないということ。散々に検査して点滴も打ってもらって、夕方受け取りにいったら、しばらく入院ということになってしまった。ちょっと通える状況ではないので、入院させてもらうしかない。あそこの先生はみんな親身になって診てくれるから有り難い。ペッパーが死んじゃってから病院にはいかなくなってしまったんだけど、ま近くにいい病院があることはラッキーである。

ちょっとの間かもしれないが、静かに眠れることになったか…。昨夜は一晩中うるさく鳴いていたので、今日は猛烈な睡眠不足なのさ。いやあ、まいった、まいった。
2011.06.11.
週末はOAZOの丸善のビジネス書籍のフロアをうろついてから帰ることが多い。昨日の収穫はこんなところ。当然ながら勉強会ネタ。「スピーチの天才100人」はまあまあ、「仕事に必要な言葉」は、全般的にあまり心に響く言葉が少ないのだが、「逆境で心が挫けそうなときに響く言葉」と「自分を成長させたいときに効く言葉」の2つの章は一読の価値あり。「福翁百話」は予想外に面白かった。現代語訳なので、読みやすくなっている。これは780円のソフトカヴァー本だが、単行本だと1万円もするんだよネエ…。前から興味はあったんだけど、さすがに手が出なかった。一応二千円以上する本は原則パスというケチな人間でしてね。まあ歴史的名著だからね。本当は先に「学問のススメ」を読むべきなんだろうけど…。1万円する単行本は続編の「福翁百余話」とあわせて100話を抽出したもので、少し中身が違うはずなんだけど、あちらを読んでないので分からん。分からんでええわ。それにしても人間というものは、100年前と比べてちいとも進歩してないんだなということが、えらく沁みるのである。
NHKのテキストの「100分de名著 マネジメント ドラッカー」は勿論例の本の解説だが、さすがに結構まとまっていて使えるものであった。とにかく、ところどころ箇条書きの表を差し込んであり、ヴィジュアライズ化してあるのがよい。

「思考力を鍛える30の習慣」は、最近評判のポール・スローン教授の本。じっくり読んでみようかと思っている。彼は水平思考というのを提唱していて「ウミガメのスープ」のシリーズでえらく人気がある人。すいりゲーム「ウミガメのスープ」はどうも読む気にならないのだが、これは面白かったので、少し見方が変わった。推理ゲーム本の元祖はポール・スローンのものなんだけど、「ウミガメのスープ」は出てこないとか。まあやわらかアタマ作りに少しでも役に立つのであれば、何でもいいんだけどさ…。 
以前からこの辺りの映画に関して音楽夜話を書いてみたいなと思っていたところに、3枚で2,400円でDVDが入手できた。時間があるときに観てみたいものだが、果たしていつになるやら…。結局この辺のいかにもなアメリカや少し狂い始めたアメリカみたいな感覚が自分の人間形成に随分影響している気がするんだな…。「グライド・イン・ブルー」はシカゴのプロデューサーのジェイムズ・ウィリアム・ガルシオが政策したもので、シカゴの面々も出演している。「フレンチ・コネクション」はご存知ジーン・ハックマン主演の刑事もの。カーチェイス・シーンの迫力は猛烈である。この映画には「フレンチ・コネクション2」という続編があるが、もう一つ「ザ・セブン・アップス」というものもある。「2」はマルセイユに舞台を移して、ポパイが麻薬漬けにされてしまうストーリーがあまり好きではないのだが、こちらは相棒だったバディーが主演になっている再度・ストーリー的なもので、こっちのほうが好きなんだな。ローリング・セヴンティーズの名作群は古びてしまったが、魅力はまだ十分ある。
2011.06.05.
成田に行くと、いつもちょいと本屋さんに寄らせてもらう。イオン・センターの中にある未来屋書店はまあまあ充実している。
ただ不思議なことに、OAZOの丸善なんかでビジネス書のフロアをうろついているときとは、別キャラになっているようだ。
丸善はON、未来堂はOFFなのかもね。
ちょっと前に英会話の勉強会のメンバーと話していたときに、座右の銘があるかと言う話題になったのだが、案外思いつかなかった。そんなわけで名言集みたいなものを探していたときに見つけたシリーズがあったので、まとめてお買い上げ。ハルキ文庫の「いのちの言葉文庫 vol.1〜3」 角川春樹事務所編纂。ちょいとクサイ名前だが、面白い。「癒し」「勇気」「成功」というのも、どうにも気に入らんまとめ方だが、こんな時代だからしょうがないのかなあ…。ホント、クサイけど案外面白いのよ。詳しく書いちゃうとおこられるんだろうけど、たとえば「成功の言葉」の一つ目はウディ・アレンの「一夜にして成功するには、10年かかる。」「勇気の言葉」の14番目チャーチル「金を失うのは些細なことで、名誉を失うのは甚大だ。だが、勇気を失うのは、全てを失うことだ。」同44番目アインシュタイン「間違いを犯さなかった人とは、新しいことに挑戦しなかった人のこと。」同75番目ハインラインの「夏への扉」から「ドアというドアを試せば、必ずそのひとつは夏に通じる。」「癒しの言葉」の65番目斎藤一人「一年前の悩み事、言える人いますか?」あたり、好きかな。
この3冊も、上の3冊と同趣旨で買ったものだが、まあどれもそれなりに面白い。

ただこの辺の座右の銘探しは面白いけど、若い連中には「自分で考えろ」ということばかり言っている。自分で考えずにそうそう人生は語れませんぜ。わたしゃ常々「バランス」という言葉が好きと言っている人間で、最高を目指すよりも、ベスト・バランスを目指したいと思っている人間なんだな。数字は「2」や「3」が好き。「1」は目指すべきもので、「1」になったら寂しい。「1」は何も見えていない、「2」や「3」のことが分からない(ことが多い)。若いうちに散々逆境を味わってきているので、強いことは強いが、逆境疲れしているのも事実かな…。
この辺も、勉強会のために買ってきた本。青春出版社の「図解1分ドリル」の2冊は表紙からは想像できないが、結構面白いし、役にも立つ。

最近届いたBRDはこれ、「クレイジー・ハート」。ジェフ・ブリッジスが渋いのなんの。T=ボーン・バーネットが絡んでいるものはそれだけで買いと言った印象。
2011.06.04.
今日は成田へ行ってきた。高速は少しクルマが多いなと思っていたが…。 湾岸〜東関道はまあまあ空いていて快適なドライヴができた。  市川のジャンクション工事は随分進んでいるようだ。いつの間にか防音壁のようなものができた。
この半年はクルマに乗る機会が激減してしまった。たとえ行き先がカミサンの実家であれ、ドライヴができれば嬉しい状況。 最近は年齢のせいか、行きも帰りもワンストップ。幕張のスタバに寄ったりしている。  酒々井のランプの工事も随分進んだが、まだ先は長そうだ。いつ頃完成するのやら。
 帰りもガラガラ。超快適ドライヴ。 それでも相変わらず暗い。ずっとこうなのだろうか? もっと走りたい…。9月で丸3年になるが、これでは買い替える気にもならない。しょうがない、久々に車検を通すか…。
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