2011.05.29.
  昨日は、午前中にお届けもの3件、加えてCDの処分を進めていて、集荷依頼もしてあった。午後は、「目的なしにぶらぶらしたい」といって、カミサンに付き合ってもらってちょいと銀座に出た。結局本屋さんで時間をつぶし、MOSAIC のウィークエンド・ブランチで食事を済ませてきた。ついでに私の部屋でキッチン・タイマーやらバーニャ・カウダなどを買ってきた。カミサンは夜に美容室の予約も入っていたので、これはこれで充実した一日を過ごせたといったところ。

本屋さんではこの2冊を購入。「マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか」は薄い講義録なので、即刻読了。なかなか考えさせられる。石田衣良やらジャパネットたかたの社長なども、なかなかいい発言をしていると思う。私も原発問題は技術的に解決すべきという意見。推進派でも反対派でもないが、受益者負担という意味では東京に原発を造るべきというのも肯ける程度。
「プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考」山梨広一著は以前から気になっていたのだが、昨日は他にあまり面白いものがなかったので、ついに購入。まあまあ面白い。
Amazon ではこんなものを取り寄せている。「社員をサーフィンに行かせよう」イヴォン・シュイナード著は、アウトドア・ブランド、パタゴニアの創業者の経営論。なかなか大人の社会でないと実現しないとは思うが、責任感や効率性そしてチームワークといった側面からフレックスタイムとジョブシェアを面白く表現しているわけね。100年後も存在することを前提に経営しているというのがいいやね。

「180 SOUTH」はドキュメンタリー・フィルムのような体裁のBRD。1968年にイヴォン・シュイナードとダグ・トンプキンスという2人の青年がサーフ&マウンテンの楽園を探し求めて南米パタゴニアへ旅をしたのだが、そのロード・トリップを16ミリ・フィルムに記録していたのである。これはその旅を追体験するかたちで撮影されたもの。イヴォン・シュイナードは後にパタゴニアを創業し、ダグ・トンプキンスは「THE NORTH FACE」を創業する。30年以上も前にフリース素材を開発し商品化した、アウトドアの世界ではカリスマ的存在の2人なのである。当然名だたるアウトドア系のスタッフが終結しているわけで、ジャック・ジョンソンも曲を提供している。素晴らしい映像作品である。
2011.05.22.
腰痛がひどく、今日は家でじっとしている。カミサンは相変わらずの出勤なのでお付き合いしたいところなのだが、「休め」とカラダ自身が言っているようだ。仕方ないのでジンとお留守番。ジンは例年にないほどの猛烈な抜け毛で家じゅう毛だらけ。マイッタ。

また親父様が入院した。胃腸から出血しているとのことだが、昨日久々に見舞いに行ったら案外元気で驚いた。「お前随分年取ったなあ。どこのジイサンがきたかと思った。」と言われてしまった。マイッタ。

さて、そんなわけで、読書三昧。まずは「仕事で成長し続ける52の法則」和田裕美著。この実につまらなそうなタイトルの本だが、確かにつまらない。しかし、ここに掲載するからには少しはいいこと書いてあるわけで、勉強会で使えそうな部分があるので、とりあえず流し読みしてみた。しかし、このタイトルや謳い文句のセンス、何とかならんかねえ。若いビジネスマン向けと割り切って接しないと吹き出しそうになる部分もある…。ま、いいこと書いてあるんだけどね。…センスの問題かね、やっぱ。
勉強会は新年度が始まり、人数も増えて、会話も弾んでいるのでよろしいことである。一昨年、課題図書として「サービスの達人たち」野地秩嘉著を使ったのだが、この人の文章、少々下世話なところもあるが、人を見る目線が暖かくて、「サービスとは」ということを考えるときに非常に参考になる。とくにこの2冊、「皿の上の人生」と「食の達人たち」、月刊「BRIO」に連載されたものを編集したものだが、非常に面白い。結構繰り返し読んでいる。何とか勉強会で使ってみたいなと思案しているところ。


 
2011.05.14.
ゴールデンウィークにまとめて映画を観るといったことは不可能なくせして、そのうち観ようとDVDを安いときに買っておいたりするのだが、最近少し映像を観る機会が多く、できることなら週に1〜2本でも見れたらいいななどと考えている。とにかくクソ忙しいカミサンのストレスを抜かないと、壊れるのではないかと心配な状況であることに変わりはない。まあそんなことを考えて「ミス・ポター」なんぞを仕入れてみたり、結局のところ音楽関連で「パイレーツ・ロック」なんぞを購入している。早く観たいのだが、いつ観れるやら。

時間があるときに観たいなと思って買ってある古い映画のDVD、実はいっぱいあるんだよネエ…。でもあくまでも自分のシュミが強く反映しているものばかりなので、こういう状況で観るもんじゃないんだろう…。
ついでに載せておくが、こちらの2本は勉強会がらみ。モチベーションやらポジティヴな生き方という切り口で絶賛されている2本。「ルディ」はアメフトのプレイヤーが主人公。「コーチ・カーター」はバスケのコーチが主人公。どちらも実在の人物であるというところが説得力を増しているのだろう。


結局のところ、予定外の「ソルト」をまず観て、その後「ミス・ポター」を観た。まあ、イチバン気分は晴れるかもしれないね。しっかし、アンジェリーナ・ジョリーは凄い。ここまでストーリーが現実離れしていれば、難しい国際情勢なんぞ気にしないで観られるから正解だったかもね。
 
2011.05.11.
今日はこんどの日曜開庁の振替休暇でお休み。午前中はマンションの雑配水管清掃なるものがあっていなければいけなかったので、ちょうど都合がよかったのである。平日に職場にいないのはいったい何ヶ月ぶりかだが、休み慣れていないので、どうも不安でいけない。

まあ、それでも、せっかくだからと買ってあったDVDやBRDを観ている。「IT MIGHT GET LOUD」は編集が凝り過ぎていて鬱陶しいが、内容はかなり面白い。ジミー・ペイジやU2のエッジが楽しそうにしゃべっている姿が拝めるだけでもよしとすべきか。ジャムも見ごたえあり。「CONTACT」はSF映画の名作の一つ。さすがにストーリーは面白い。科学と宗教、考えさせられる。映像はこんなもんかな。ジョディ・フォスターの演技は凄い。コステロの「spectacle」はもの凄いボリュームなので、ノラ・ジョーンズが登場する回あたりからボチボチ観ている。Good!
先日ダウンタウン・レコードに行ったとき、ウソを言ってしまって気になって仕方が無いのでここに書いておくことにする。

自分は7インチを集めているわけではないのだが、気になるものがあれば買うようにしているのである。その原因になったのが、昔神保町の古本屋でダンボール中にこのナベサダの7インチEP2枚を見つけたことに端を発するのだ。どちらも1967年7月4日の厚生年金会館小ホールでのライヴだが、2枚組ではなかった。ちなみに、右端の写真がPCのDB中から出てきたので、おそらくLPかCDを持っているのだろう。しかし正確なことはよく分からない。整理がついていないことの哀しさよ。ちなみにEP2枚で計7曲。なかなか聴きごたえはある。 
2011.05.08.
いよいよ、ゴールデンウィークも最終日、まったくあっという間だね。結局昨日はカミサンは当然の如く出勤というので、お付き合いするつもりだったが体調が悪く、結局家でDVDなんぞ観て過ごしてしまった。観たのはこんなところ。ブルース・スプリングスティーンの「The Promise」はダークネス〜のメイキング。以前買ったボックスにも収録されていた映像だが、こちらは増大版。結構面白い。この人の英語が字幕なしで聞き取れたらもう上級。結構難しい。

マルタ・アルゲリッチの「音楽夜話」は貴重な映像。何ヶ国語かしゃべれる人だけに、グロービッシュ。勉強になる。さらにヨーロッパの街並みの映像が多く、自分としては非常に楽しめる内容となっていた。

1932年の映画「Trouble in Paradise」はダウンタウン・レコードのTさんからお借りしたもの。これも韓国製で字幕なしだったが、十分ストーリーは追える。非常に面白かった。オススメだが、入手困難。
カミサンは今日も出勤。自分もどうしても片付けたいものがあって、半日ほどお付き合い。その後、ガス欠だったのでガススタに行ったり、ダウンタウン・レコードに行ったりして遊んでしまった。本日は大収穫。LPはジャケの撮影が直ぐにできるものではないので、おってご紹介するとして7inch 5枚。これは人によっては猛烈に欲しいものではないの。だけどすべて1coin のハコでゲット。これは安過ぎでしょー。

「スローなブギにしてくれ」、好きだったなー。サザンは特別入れあげていたわけではないが、LPは出れば買っていたので、それなりに懐かしい。「いとしのエリー」がヒット中に江ノ島で観たライヴは、さすがに忘れられない。KUWATA BAND のライヴも猛烈にいい席で観たので、やはり忘れられない。懐かしい…。 
さて、出勤ついでにメルマガも書いて出してきたのだが、情報提供するネタ探しにWEB版日経新聞のサイトを見ていたら、日経ビジネス・アソシエの記事が気になってしまった。帰りに本屋に寄って買ってきたのだが、これにはちょっと呆然となってしまった。440冊も紹介されているのに、自分がオススメの本はホンの2〜3冊しか載っていないのである。読んだ本を含めても10冊に届かない。確かに世の中には本っていっぱいあるけどさ、これほど外れるとは凄いかなと、…結構ビックリ。若手ビジネスマン向けなんだろうけど、こちらだって若手職員向けにやっている英会話の勉強会でオススメするために、結構アンテナを張りめくらせているんだけどネエ。ちょいと考え直さないといかんかね?

しかし震災の影響で、こういうものの内容もかなり変わっているように思う。そもそも、経済書に関しては、もう震災以前のものは改訂しないかぎり、読めない。読み替えが必要と言うべきか?あかんね、ホント。

しかしなあ、この特集記事、大丈夫かねぇ?ハーバード系もサンデルの1冊だけだし、…もっと他に読むべき本、あるんじゃないかねぇ???
2011.05.05.
このゴールデンウィークの目標の一つ、アレックス・カーを読むこと。昨年発売直後に買った「戦後日本が失ったもの」東郷和彦著があまりに面白くて、再度ゆっくり読もうと思っていたのである。ついでに、この本で紹介されていた「犬と鬼」アレックス・カー著をじっくり読もうと思っていたのである。日本の景観行政などに強烈な批判を投げつけている本。日本の田舎が好きなら当然の思いだろう。

(これは結構キツイ。重たくて読み進まない。言いたいことはよーく分かるんだけどな。また絶対に読まんとあかん本だけどね。いやあ、キツイ。)
ついでにアレックス・カーの著作を入手しておいた。これも時間が許せば読破する予定。「LOST JAPAN」は原書。日本は本当に豊かな自然を壊して経済成長を遂げてきた国なんだよねー。花粉症の原因になっている杉もその頃植えられたんだよな。豊かだったはずの原生林を潰してあんなもの植えやがって・・・、しょーもねーなあ、ホント。
そんな日本の豊かだった自然のはなしなんぞ読んでいるときにピッタリのBGMがヘルゲ・リエン。ニュー・アルバム「NATSUKASHII」は最高の出来。このジャケット写真が「懐かしい」という言葉をよく理解していることを示している。音もノスタルジック感満載。

素晴らしい音質のピアノ・トリオを聴いてしまったがために、ビル・エヴァンスが聴きたくなってしまった。しかしiTunes には箱ものしか取り込んでなかったので、60枚近くあるCDを全部取り込むことになった。まあ、本を読んだり、サイトの更新をしながらできる作業なので、大して苦にはならない。そんなわけで、ジャズはしばらく聴いていなかったのだが、揺り戻しのように、ドッとジャズばかり聴いているのである。

本当はもっとiTunes 取り込み作業をやりたいのだが、昨日も思い切り出勤して仕事をやっている。今日も一日仕事だろう。前の職場に比べれば、ゴールデンウィークがあるだけでもましか。まあそれでも、出勤は半分くらいに抑えたいものである。
2011.05.03.
久しぶりに成田に行ってきた。本当に久しぶり。今年初めてか…。クリーニング屋さんに寄ったりして、新木場から高速にのった。新木場ランプは工事現場に突っ込んでいくような状態で驚いた。 見慣れない景色…。 行きはかなり雲が多く、時々ポツポツ雨粒があたるような状態。
この時期は横風のための吹流しにこいのぼりがついている。やることがカワイイ。 久々なので酒々井インターの工事はかなり進んでいた。 上り線側は随分抉られていて、ビックリ。
行きの時点では、もう田植えの季節かと言っていたのだが、帰りにはもの凄い豪雨になり、池のようになっていた。 節電で東関道は真っ暗。 猛烈な雨の中、かなり流れは速かった。 
幕張辺りも暗い。ランプや分岐周辺は灯りが点っていたが、少々やり過ぎではなかろうか? 2キロ手前の看板を総て消灯していたが、慣れてないとかなり厳しいような気もした。 この半年、走行距離が全然伸びなかった。もう2年半を過ぎたので、いつもなら買い替えの時期なのだが、さすがにもったいない。もう少し乗ることにするか。
2011.05.02.
  ゴールデンウィークもあっという間に前半戦3日間が終了してしまった。昨日はカミサンは出勤してしまったので、思い切り仕事系読書とあいなった。まあこういう時間も大事だろう。本来なら美術館めぐりでもしたいところなのだが、後半戦はほとんど仕事になりそうなので、それも叶いそうに無い。せめてもというわけで、「日経おとなのOFF」が「極上のアートに癒される おとなの美術館」などという特集を組んでいたので、思わず買ってしまった。おかげで行きたいところがいっぱいできてしまった。こういうのって精神衛生上よろしくなかったかもね。

最近は音的にはジャズはヘルゲ・リエン、クラシックはアルゲリッチ、その他に懐かしのロックといったところ。本はアレックス・カーあたり。結局のところ、仕事と勉強ばかりしているが、何だか目的もないまま突っ走っているようで、虚しい気もする。集中力も高いような低いようなで、結果としてあまり捗っていない気もする。これでいいのだろうか…?まあ、何もしないよりはいいのかもね…。
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