引っ越しのはじまり  
 7月31日、建築物の引き渡し時。
8月1日。
いきなり穴をあけられ、代わりに梱包作業に行く。大汗。
中身はデイジー。 
2日目は会議等で夜のみ立ち合い。
8月3日、搬入開始。書架や備品から入ってきた。部材がバラバラに入ってきても、何が何やら…。
こどもしつにもかなり入った。
こどもしつにもかなり入った。2 
8月4日。
返却資料が3階へ。予想外に多い。
開架の書架の作業も進む。
バカデカイ閲覧テーブルがエレベーターに載ったのは有り難かった。
棚が入る前の書架の並びが美しい。
 
 
 
 
棚板の数が凄い。
向こうまで見通せるのは今のうちだけ。
ティーンズ・コーナーはまだまだ。
8月5日。本格的な資料搬入。4500箱のうち半分以上この一日で入れたか…。
予約棚据え付けも開始。
2階で資料の置き場所に細かい指示を出すため、トラックからおろした資料が渋滞することしばし。
予棚。
棚板が入ってしまった。
こどもしつの書架の組み立て途中。
吐き気がするほどの段ボールの山。
8月6日。棚が入ってしまったらイマイチの景色。
一方で新システムの作業も進んでいる。
現場では見慣れないものも目にする。
 
自動貸出機の設置が始まった。
 
8月8日、景色が変わらなくなってきた。
変わるのは機械まわりか。2Fの自動貸出機。
 1Fの自動貸出機。
8月9日。
最近の図書館の棚は実はハイテク機器なのである。
棚に見えてアンテナなのである。
パッと見はこんななんだけどね。本ってこんなに大きさ揃ってないんだけどな。テストはこれでいいのか…。
床下にもいろいろ入っているのだが…。
8月10日。
新しいオフィスで仕事をしてみる。綺麗なうちに撮っておくべし…。
研修の準備も進んでいる。
当然出るもの…。
人海戦術と言っても、空間が大きいので、人は多いように感じない。
あとは入りきらない本との格闘になるわけだ。上2段が調整代としてとってあるが、まだまだ開けていない段ボールのほうが多い。
そして当然出る段ボールの山。
きれいに仕事をしてくれる人たちである。
8月11日。配架がはじまり、立ち合いがてら片付けることが仕事の中心になってきた。オープンまでに間に合わせなければいけない所を優先するので、事務所フロアの廊下は手が付けられない。当分このままだろう。
8月12日。
立ち合いがてら、集団疎開の部屋の開梱作業をやっている。板硝子の開梱に時間がかかり、少々焦る。あまりの状態に、イオンにガラス・クリーナーとぞうきんと掃除機を買いに行ってしまった。
こどもしつの作業も進んできた。1
こどもしつの作業も進んできた。2
意外なことに、自動貸出機の異常の原因が直射日光であることが判明し、ブラインドを下げた。
閲覧テーブルは大きいものに限る。
またまた当然出るものながら…。
文学…、当然多い。しかし貸出も多い。
大型本が多い美術〜。写真集を逃がすか…。
開墾作業中…。
史学系…。
医療・健康関連をまとめて逃がしたり…。
産業系も溢れているが、箱が開いたので様子が分かる。
集団疎開の方は、保管状態のせいか、カビとダンゴムシの死骸に悩まされ、遅々として進まない。気分が悪くなり、午後3時頃にギブアップ。
仕方なしというか、ついでに展示スペースのガラスも拭いてみた。
返却本の開梱。
ICタグが貼り漏れている資料を選別してもらっている。結構ある。
8月13日。
新システム研修開始。初日はバタバタ。ICタグが読めなかったり、お恥ずかしい次第。
8月14日。
こどもしつが返却本の海になっている。箱開けを待たせている状態。お盆で投入できる人間も少なく、捗った感が薄い。
 
8月15日。
こどもしつの作業も進んでいるが、2階もいろいろ進んできた。さすがに投入できる人数が少ないせいか、集中的な作業になる。まずは、レファレンス(調べもの)のコーナーが姿を現した。
レファレンス。2
レファレンス。3
文庫も作業が進んでいる。これ、廃棄候補の山。もったいないものもあるので、今後の選別が必要となる。
文庫はこのみっちり感がねぇ…。
ほぼ完了という7門。今後完了の報告が順次出てくるのか…。
8月16日。
指示待ちが出始めた。
海外文庫。
郷土資料や東京都の資料の仮置き場。書架が入ってこない…。
児童の廃棄候補の山。凄いことになってしまった。
8月23日。
書架の整理のフェイズと新システムの研修のフェイズに入り、景色が変わらなくなってしまった。この日、久々景色が動いた。椅子の搬入。
そして、ICタグを読み取るハンディ・ターミナルの納品、準備。何故直前にならないと納品できないのか…。
ハンディ・ターミナルで使うエネループ。一気にこれだけ充電しろと言われても…。
しかもおまぬけな状態。4個口のタップで2つしか充電できない。
8月24日。
研修最終日。配架は3人のみ。もう整理するだけということか。さすがにきれいに並べると違って見える。
何だか美味しそうに見えるスツール。
るるぶも並べると違って見えるか…。
文庫は色が揃うので、本屋さんぽくなったなと思ってしまった。
よけてあるだけの個人全集もきれいに並べると何だかいい感じ。
8月25日。
蔵書点検初日。ICタグの読み取りである。何を読んで何を読まないか、指示しなければいけないので少々気にはなっていたのだが、前日に係員のiさんが仕分けをやっておいてくれたようだ。本当に有り難い。
ICタグを読み取るハンディ・ターミナルのバッテリーは一日は余裕でもつという説明だったのに、2時頃からバッテリー切れ続出。前夜にフル充電しておいたのに…。仕方なしに、お隣りのイオンで4つ並ぶ大型のOAタップを買ってきた。これでは仕事の流れも変わってしまう。どうして、こう上手く行かないんだか…。言われた通りにやっているんだけどねぇ。やっぱり、時間が足りなさ過ぎなんだよな…。
8月27日。
BDS設置工事。こんなもの、要らないのに…。
蔵書点検は遅々として進まず…。スケジュールが少し押してしまうことになりそうだ。立ち会っている余裕はないんだけどな。
閉架書庫のほうは引っ越ししなかったのだが、蔵書点検は必要なんだと。やらなきゃいかんのかね…。
不調なターミナルも出るし…。台数によゆうなんかないんだけどな…。
一日かけて読み込んでくれたデータをPCに転送する作業は、結構緊張する。データをとばしてしまったら、申し訳ないしね。
ハイテクも使い方次第…。抑止効果だけで十分なんだけどな。
カワイくない。
館内OPACとインターネット端末。どういう方が使うのやら…。プライバシー云々はここで語るべきではないか…。

といったところで、終盤、自分自身がダウンしてしまい、しかもリニューアル・オープン直前に親父様が他界してしまい、唐突に終わってしまうのである。図書館の引っ越しは、マジ、もの凄くタイヘンなのであった。


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