2006.03.30.
うーん、忙しい。ここまでやるかというくらい日中は動き回っている日々である。毎晩、足がつりそうだ。そんな日々もあと少しだとは思うのだが、まいった。それでも、どうしても外せない用件もある。免許の更新である。5年に一回とはいえ、これがないことには運転できなくなる。失効すると面倒なので、とにかく時間をつくって試験場に行かないといけない。そんな状況で、昨日の午後、何も予定がはいらなかったので、休みをとり、行ってきた。試験場は職場から歩いていける場所にあるのが、また嬉しい。案外スムーズに更新の手続きは終わったが、どういうわけか講習の段になって、体調が悪化し、とても辛い1時間を過ごすハメになった。もう昨日を逃すと機会がないと思ったから緊張したか・・・。最近どうしても、外せないという場面になると、体調が悪くなることが多い。精神的なものなのだろうか?

体調が悪くて、フラフラになりながらも、季節柄一応こういう写真は撮ってきた。 最近、手作りのピーナツバターを朝食のトーストに塗って食している。これが実に美味い。手間がかかる分、美味いと嬉しい。

2006.03.26.
さて、今日も日曜出勤である。面白くない。もう努力してできることはやり尽くしているので、あとは年度の切り替わりのタイミングで、うまくデータが流れてくれれば、もうお役御免なのだが、オフィスの引越しをやっている部署もあり、立会い的に出勤してないとまずいというだけなのである。まあ、再配備するPCがいっぱいあるので、設定作業でもやって時間つぶしをするか、引継ぎ書でもつくり込むか・・・。忙しさのピークは、どうやらもう越えてしまったようだ。

昨日はドライブと言いつつ新宿に行ってしまったので、結局ワインを仕入れてきた。左からシャトー・ティレ・ペの2000年、デヴィッド・バローという御仁が、無農薬で作っているとか・・・、ちょっと気になる。モンターニュ・サンテミリオンのシャトー・レ・シャペルの1996年、・・・ボルドーの古酒が手ごろなお値段であれば、何でもよかったりして。そしてマルゴーの有名シャトー、シャトー・マレスコ・サンテグジュペリの1999年である。サンテグジュペリは、カミサンからのバースデー・プレゼント。これは嬉しい。星の王子様のサンテグジュペリはかつてシャトーのオーナーだったサンテクジュペリ伯のひ孫だとか。ま、星の王子様ゆかりのシャトーということで、人気もある。これも、期待してしまう。結構嬉しい3本である。
さて、最近は猛烈に疲れているのだが、相変わらずマイペースなジンジャーに容赦なく起こされる早起き生活に変わりはない。むしろ、起こし方が激しくなっているので、確実に目が覚める。ヘタな目覚まし時計などより、よっぽど役に立つ。おまけに時々体調が悪そうな時があるので、心配もさせられる。

人間、忙しいとついついそちらに集中しがちだが、猫はそれが判っているのかと思うほど、日常生活に意識を引き戻してくれる。最近は帰宅が遅い日も多いのだが、どんなに疲れていても、食後に少しジンジャーと遊ぶようにはしている。こんなにボケボケしたヤツだが、いろいろ考えさせられる。もちろん、猫のほうは、「もっと美味しいものくれよ」ぐらいしか、考えてないんだろうけどね・・・。

2006.03.23.
嬉しくもない誕生日である。46歳になってしまった。例年、まともにお祝いなどしてもらったことがない。子供の頃は、引越しばかりだったので、トラックの荷台でケーキを食べた記憶まである。年度末は仕方ない。それにしても46歳だ。生きる目標点はもう越えてしまっているので、あとは好き勝手にやってもいいのだが、家のローンのこととか考えると、なかなかそうも行かない。もっと自由な時間が欲しいと思って、いつも転職することを考えているが、同様の理由から、やはりなかなか踏み切れない。まあ、むしろ、やりたいことが見つからない、ということのほうが大きな理由ではあるが・・・。それにしても、つまらん組織だ。組織としての魅力がなさ過ぎる。目標も与えてくれない。本当に、何か考えないといけないのかも知れない。

2006.03.19.
何とまた異動である。21年目にして10個目。平均2.1年ペースで異動させられていることになる。ちゃんと異動年限の5年を過ごした出納係があるのだから、それ以外がいかに短いかということでもあるが、困ったものだ。人使いが荒いというか、何というか・・・。結局社会人になって半分は、新人として過ごしているようなものなのだから、きついと言えばきつい。そろそろ落ち着きたいものだが、おそらく新しいところも長くはないだろう。まあ異動と言っても、横滑りで、情報システム課の管理係長である。となりの席とはいえ、いきなりの20人の部下もちになるわけだし、個人情報を多く扱う担当になるわけで、仕事の内容はまるで違う。全く困ったものだ。早くこの組織と縁を切ったほうがよさそうだ。こんな組織のために寿命を縮めるのは嫌だし、趣味に使える時間があまり取れないのであれば、今の職に就いた意味がなくなってしまう。最近はムキになって音楽を聴いているし、下町音楽夜話も絶対に欠かさず書いているが、本来の目的ということを考えると、少しおかしな状況になってきたように思う。とにかく忙し過ぎだ。

2006.03.13.
さて、本格的に忙しくなってきた。これまでだって、それなりに忙しかったが、さらにひどくなった。昨日、一昨日の土日は両方とも丸々出勤。ここのところ、ずっと職場にいるような気がする。平日も、夜、遅いしね。全然カラダを休めていないが、疲れはあまり感じない。ただ、それなりに集中力は維持しているつもりだが、それでも、少し効率は落ちているような気がする。年齢のせいもあるか・・・。

ここのところ忙しいだけでなく、イライラがひどくていけないのだ。S課J係のいい加減な仕事のせいで、こちらまでいろいろ文句を言われることが続いており、さすがにストレスを感じている。普通、公務員ってあんなにぬるい仕事しないんだけどな。ウチのSEの連中も呆れていると思う。同業者として、恥ずかしい。彼に言わせれば、N社のSEがアホというだけのようだが、締め上げていれば、アホでもそれなりに働く。確かに同じN社のウチのSEも呆れているほどアホらしいが、如何せん仕事の進行管理は委託している我々のほうにも責任がある。SEがアホだからといって、組織の事務をマヒさせても構わないという理由にはならない。その影響を受ける人々が気の毒だし、何の処分もなしに許されていいものなのだろうか?とにかく、久々に殺意を抱いた日々だった。

土曜日はカミサンが友だちとスキーに行っていて、夜仕事が終わってから東京駅までお迎えに行った。江戸川区の西葛西経由で小ドライブをして帰ってきた。道はあまり空いていたわけではなかったので、快適というほどではなかったが、それでも、少し気が晴れた。こういった小さなことの積み重ねで、ストレスもかわせるはずなのだが、翌日の日曜日も、ずっと働き続けだったので、さすがにまいったというワケ。終わりが見えないのでは辛い。どこかの石の下で2年くらい眠っていたい気分だ。

東京駅へお迎えに行ったとき、20分ほど時間があったので、大丸の6階にある三省堂まで駆け上がり、ぶらついてみた。欲しいものがあったわけではなかったのだが、じっと待っている気がしなかったのだ。その結果の収穫はこんなものである。


「あなたの猫の偏差値は?」加藤由子著、須藤真澄画、廣済堂文庫
・・・とにかく笑える。帯に「うちのコはバカ・・・かも」とある。
いつも思っていることではあるので、納得することばかり。
しかし「バカ」は、今は使ってはいけない言葉のような気がするが・・・。
まあいい、ウチのこまったちゃんと同じようなネコは、・・・いるらしい。

「ライカとモノクロの日々」内田ユキオ、笊カ庫
モノクロ写真の世界は好きだ。この人は、写真家のくせして、いい文章を書く。
もの書きがいくらいい写真を撮っても趣味が高じただけととられるだろう。
がしかし、逆は趣味では成り立たないから、これはこれで素晴らしいとも思う。
もっと注目されていい人なのではなかろうか。

「江戸東京 職人の名品」TBS「お江戸粋いき!」製作スタッフ編、東京書籍
存じ上げている、江東区内の職人さんが何人か載っていたので、思わず購入してしまった。
ご近所さんでもある、江戸更紗の佐野さんご兄弟も、いい表情で写真に納まっている。
ちょっと嬉しい。


そう、疲れているのだろう、少し柔らかいものばかり、3冊ほど選んでしまった。夜、カミサンと笑いながら読んだら、途端に眠くなった。・・・あと一月ぐらいはこんな生活が続く。

2006.03.05.
ようやく、仕事のほうが、終わりが見えてきた。年度末の3月なのだから、当然だが、先週の金曜日で、一つの目標はクリアしたので、随分肩の荷がおりた。そうなると、無性にクルマを走らせたくなるので、下総往復ではあるが、走ってきた。成田で降りてからはオープンにしたので、気持ちよかったが、どうもそのせいだろう、一気に花粉の症状がひどくなったような気がする。帰宅後はさっそくにアイボンで洗眼したが、どうもあまり痒みはおさまらない。嫌な季節だ、マッタク。

さて、仕事が落ち着いたところではあるが、今日も日曜とはいえ、出勤だ。本当なら、下町探偵団のお手伝いで、商店街対抗ベーゴマ大会とかの審判でもやらなければいけなかったのだが、この時期はムリと最初からお断りしてある。残念でもある。最近ちいとも手伝っていない。毎週下町音楽夜話を書き続けるくらいしか、今のところ、お手伝いはできない。本来なら地域活動にもっと参加すべきはずの公務員なのに・・・、いかんねえ。

一方でチケットが、ここのところ、続けていくつか確保できた。5月のホワイトスネイクと、6月の元ちとせ、両方とも結構嬉しい。ホワイトスネイクは翌日がディープ・パープルなので、サプライズ・ゲストとかどっちかでやらんかねえ・・・。元ちとせは産休明けの復帰ツアー。とにかく、この人のライブは、機会があれば全て観ておきたい。個人的には、国宝級の声だと思っている。とにかく楽しみ・・・、両方ともお休みの日のコンサートなので、大丈夫だろうしな。ただし、来年度は仕事で休みがいっぱい潰される。・・・トホホ。

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さて、今日は朝から仕事に行っていたのだが、何をやってもあまり捗らず、非常に気分の悪い思いをした。やりたい事はエンドレスなのだが、こういう日はムリをしてもしょうがない。思い切って夕方で切り上げ、カミサンと銀座に出かけた。主目的はワインを買うことだったのだが、昼飯も食べそびれていたので、プランタンに直行、B1のラ・パスタというスエヒロがやっているお店でパスタを食し、それから、いろいろ仕入れてきた。R-Heartのお菓子やらビゴさんのお店でいろいろパンを買い、そしてワインである。

今日は、左のとおり、グラーヴAOCのシャトー・ド・カラックの1997年、ラランド・ド・ポムロールAOCのシャトー・ラ・ミッションの2000年、そして先月も全く同じものを購入したのだが、コート・デュ・ローヌAOCのカルト・マロン1995年、ドメーヌ・マズール・エ・フィス、という3本。プランタンは結構品揃えも豊富な上に、お手ごろのものが多いのが嬉しい。実は、先月購入したものがみな美味しくて、まだ手に入るかなと思い、柳の下のどじょうを探しに行ったのだ。しかし、実際には、探していたモノはあるにはあったのだが、目移りしてしまったというわけだ。ラ・ミッション・オー・ブリオンは左岸グラーヴの人気シャトーだが、これは右岸のマイナーな地区のただのラ・ミッション。美味しけりゃ何でもいいのさ。とにかく、高いのも、安いのも、ドンドン飲んでみないと判らないからねえ。

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