2004.05.31. |
★本日の一枚は、シールズ&クロフツの「グレーテスト・ヒッツ」。やれやれ夏みたいな暑さですね。風はまだ気持ちがいいのですが...。こんな季節には「サマー・ブリーズ」を思い出します。「ダイヤモンド・ガール」も好きでしたネエ。★
なんだか降るとか気温が下がるとか言ってるけど、ホントかね?まるで熱帯の空気なんだけど...。今年の夏も思いやられるネエ。このままどんどん気温が高くなっていくのか、それとも季節がずれてきているだけで、前倒しになっていて、8月ごろには秋風が吹くのか...。問題はそこだよね。ま、わたしゃ夏が好きなほうだからいいんだけど。
さて月曜日、体調も少しは戻ってきたし(若干胃袋が疲れている感じ...)、気合を入れていかないとね。今日は午後から警察庁でサイバー・テロ対策のセミナーみたいなのがあって、おでかけ。警察庁なんて行くの初めてだから、楽しみやら面倒くさいやら。何か面白い情報でも手に入ればいいんだけど...。今週はさほど予定が詰まっていない。こういう週は反対に忙しい。会議やらで時間がとられないときに、いろいろやることがあるからね。しかし何で会議って、あんなに多いんだろ?時々こんなのにオレを呼ぶなよみたいなのまである。そういうときは露骨に嫌な顔をしてくることにしている。だから私は職場に友だちがいない。
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うーん、疲れた。暑さと暴風でめちゃ不快な状態で警察庁にたどり着いたものの、部屋に入れてもらうまでも一苦労で、セキュリティの高さに驚かされたが、サイバーテロ対策のセミナーも中身が濃くて、こちらも驚いた。やはり時代が時代だけにウィルスやハッカー対策では済まなくなっているようで、警察さんも大変なようだ。知らなかったことも多く、非常に勉強になったが、自分が担当になったことの大変さにあらためて身が引き締まる思いをして帰ってきた。家に着くころにはもうフラフラ。久しぶりに脳みそ使いすぎた。だからもう寝るのさ。ま、今日は、充実感あったぞ。
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2004.05.30. |
★本日はカミサンのバースデー、またはゴミゼロの日...。「HAPPY BIRTHDAY」という曲は数多くありますが、ここにも一曲。本日の一枚はカーリー・サイモンの「ハヴ・ユー・シーン・ミー・レイトリー?」。またこの人、いい感じに歳をとってますよね。いいことです。★
たまにある土日にぶつかる年くらいキチッとお祝いをしてあげないと、普段の年は忙しさにかまけて、近所でちょっと食事でもで済ませているからね。一応やることはやっておかないとね。何せ世話になっているから...。趣味人としては、そういう環境を維持させてくれる同居人の協力は大事でしょう。ハッキリ言って、この家って折半しているわりには、私のものだらけ。つまりLPとCDと本のことだけどね。大変申し訳ない状況になっている。
カーリー・サイモンは大好きなヴォーカリストの一人だけど、やはりドゥービーズとリトル・フィートの連中がバックについていた70年代がピークなのかなあ。「うつろな愛」や「モッキンバード」のヒット曲もあるし、来日公演とか頻繁にやってくれてもよさそうなのだが...。それでも90年代のフィルム・ノアールをテーマにしたアルバムや、ジャズ・ヴォーカルにどっぶり浸かったアルバムなんかもいいものがあるので、目が離せない人ではある。繊細さはないけど、思い切り歌いきるスタイルのヴォーカルは決して嫌いではなーい。
さて、お出かけ、お出かけ。
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というワケで、出かけてきた。ワインが売りのフレンチ、オザミ・ド・ヴァンの系列店「ブラッスリー・オザミ」が丸の内にできたというので、行ったワケさ。うーん、まるでパリにいるかのような内装、コジャレタ雰囲気は女性が好きそう。プリフィクスのコースを頼んだのだが、料理は若者向けというのか、味は濃い目、量もタップリで、デザートはどれが一番軽いのかと訊く始末。おじさんには重かった。それからイケメンにいちゃんそろってた。若い女性には人気ありそうな店だなー。
たださすがにワイン・リストは充実していたぞ。今日はサン・ジュリアンのスーパー・セカンド「レオヴィル・バルトン」の99年をグラスでいただいた。フツーこんなのグラスワイン・リストには入ってないって。それだけはさすが!!その一点で大満足・・・って、今日はカミサンの誕生日でしたね、私が満足しててもしょうがないのね。
・・・カミサン曰く、「・・・く、苦しー。食べ過ぎたー。でも満足。」とのこと。まあ、よござんした。
今年のプレゼントは、ラリックのクレール・フォンテーヌ。
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2004.05.29. |
★本日の一枚は、エミリー・レムラーの「トランジッションズ」。そして本日アップの下町音楽夜話は「音楽と死」。読んでみてください。若くして亡くなった彼女もそうですが、そのことが音に出ているように感じるんです。自殺した人の場合は違うんですがね...。★
自分が精神的にダウン気味だと、どうしても書くことが暗くなってしまう。下町音楽夜話では、「死」というテーマなんぞ、相応しくないと思ってはいるのだが、どのみち高齢化が進んでいく世の中で、必然的に正面から取り組まなければいけないテーマなので、これからは少し書いてもいいのかと思っている。
人間は100%死ぬんだから、生まれたときからどういう死に方をするにせよ、そこに向かって歩き初めているワケで、どういう道を通ってそこまでいくかということが、人生なんだべな。真っ直ぐな道も結構、曲がりくねった道も結構、楽しい道もつまらん道もあるだろうし、起伏に富んだ道も平坦な道もあるのだろうから、人それぞれ。ただ自分の前にある道を楽しむかどうかなんだよな。自分なんて、つまらん道を歩いていると思うが、結構これで楽しんでいるので、それはそれで、O.K.なんだわさ。
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さて明日はうちのカミサンのバースデー。普段の年はどっかでちょっと美味しいものでも食べにいこうか程度で終わるのだが、今年は何故かうちの両親がお祝いをしてあげようと言い出して、出かけることになった。でも行き先はなんと、森下の「みの家」そう「けとばし」である。両親と我々の4人で行ったのだが、何とみんな初めてという。それぞれがグルマンで結構食べ歩いているこの4人がお初というのは、なにげで珍しいのだ。自分は何度か行こうとしたのだが、そのたびに競馬好きの同僚などがダメダシしたので、行きそびれていたのだが、念願かなった。そして、予想外に美味かった。量が少なめに見えるさくら鍋は、食べると案外多い。ミソ味が結構濃いので、やはり夜にでもいって、ビールでも飲みながらの方が向いているなとは思った。それでも大満足であった。グルマンが揃えば、一軒では帰らない。「お茶するぞ」とオヤジ様が言うので、新大橋を渡って、「東京洋菓子倶楽部」へ。名物のモンブランなどなど、それぞれに注文し、こちらも相変わらず上出来のお味であった。明日は明日でちゃんと予約してある。胃袋に嬉しい週末である。
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2004.05.28. |
★本日の一枚は、コートニー・パインの「ザ・ヴィジョンズ・テイル」。まだジャズに近い彼が奏でるサックスには癒されます・・・。エリス・マルサリスがピアノで、デルフィーヨ・マルサリスがプロデュース。先の時代を見据えている音です。★
大好きなサックス・プレイヤーのコートニー・パイン。どこが好きって、ボーダーレスなところ。この人、どこのジャンルにも属さないような音楽的幅広さとフトコロの大きさがある。こういう人はアメリカからは出てこない。
さて絶不調の週末、大人しくしていたいと思うが、今日も大事な会議や大きな契約がからむ打ち合わせがある。ちと辛い。
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何とか一日もった、という感じ。めちゃ疲れがひどい。
さて、明日の下町音楽夜話は月末の長モノ。普段の倍の長さ。本当は毎回このくらい書いてもいいのだが、ウンチクくさくなってしまうので、やめといた方が下町探偵団のためだろう。その下町音楽夜話、この回から一つ変わったことがある。実は今まで必ず下町に絡めて書いていたが、今回から、その制約をはずしてみた。genさんからは、下町に住んでいる人間が書いているのだから、それでもよいと以前に言われていたので、勝手に今回からそうしてみた。やはりムリして下町を絡めることも多かったので、不自然な流れになってしまったこともあり、実は凄く後悔している。やはりムリに下町云々と書かなければ、スムーズに書ける。出来上がるペースも格段に上がる。当分は絡めないようにしてみるか・・・。ムリして絡めないようにする必要はないけどね。100回を超えたところで、少しラクさせてもらうつもり。
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2004.05.27. |
★本日の一枚は、「アヴェレージ・ホワイト・バンド」。「ピック・アップ・ザ・ピーセズ」が耳から離れません。この白人離れしたファンク・バンド、カッコよかったです。ここにもブレッカーズは参加してるんですな。恐るべし・・・。★
何か朝、楽天のメンテが入っていて更新できなかったので、夜書いているのだが、不思議と夜は書けないようだ。毎朝猫どもに4時に起される生活がすっかり身についてしまった。トホホ。
AWBは白人バンドのくせしてめちゃ黒い音を出すという面白さで、ブレイクしてきたけど、中身も十分に伴っていたのはさすが。アラン・ゴーリーもロビー・マッキントッシュもハミッシュ・スチュアートも、みんなソロでもいいアルバムを出しているのだから、このバンド、タダモノではないよね。有名になったロゴ・デザインのコンセプトもアラン・ゴーリーの手によるものなんだよな。
うーん、やっぱ夜は疲れてて書けない・・・。
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2004.05.26. |
★本日の一枚は、スタンリー・クラークの「イフ・ディス・ベース・クッド・オンリー・トーク」。お前そこまでベース好きか?みたいなタイトルですが、好きなんでしょうネ。グレゴリー・ハインズのタップも凄いし、ウェイン・ショーターもいい演奏してます。かなり好きなアルバムです。★
ここまで一つのことが好きになれるのは、ある意味羨ましい。勿論スタンリー・クラークのベースのことであり、グレゴリー・ハインズのタップのことでもある。とにかく超人技を見せ付けているが、それ以上に何か音楽に対する愛情のようなものを感じる好盤なのである。他にもアラン・ホールズワースやスチュワート・コープランドが参加していたりして、楽しめるものとなっている。オススメ。
昨日からちょいと落ち込んでいる。気分的に結構波がある人間ではあるが、最近躁鬱かと思いたくなるほどアップダウンが激しい。まあそれでも仕事でポカやったり、周囲に迷惑をかけたりすることがないようにはしているつもり。存在そのものが迷惑なヤツかも知れないが、そういう意味ではさほど重症でもないのかな。ただ本人はシンドイ。こういうときは、音楽だよね・・・。いい音楽聴いて、楽しむしかないっしょ。
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2004.05.25. |
本日の一枚は、リトルフィートの「ホイホイ」。ロウエル・ジョージの死後発表された編集盤ながら超貴重盤。未発表だった名曲「グリンゴ」一曲だけでも買い。美しすぎて変態バンドに似つかわしくなかったとでも言うのかな?★
才能有りすぎとでもいうのか、変態バンドとよく言われるのも、理解しきれないからだよね。大好きなネオン・パークによるジャケのイラストも毎度秀逸だったけど、ウエストコースト系のファンクロックとでも言うのか、何とも評しがたいワン・アンド・オンリーの音を出す連中。中心人物が先に死んじゃうという最悪のパターンながら、いまだに活動し続けているエライ人たち。このアルバムの前に一度解散宣言しているんだけどね。これは未発表&別テイク集みたいなものだけど、内容の濃さではオリジナル・アルバムと肩を並べる。すんばらしいの一言。昨日帰宅途上MP3を聴いていて「グリンゴ」が出てきてしまい、もうすぐ家に着いてしまいそうだったんだけど、ペースを落として最後まで聴いた次第。今日は一日この曲が頭の中で鳴ってそうだな・・・。
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2004.05.24. |
本日の一枚は、ドゥービーズの「ミニット・バイ・ミニット」。最近PDAで持ち歩いてよく聴いているんです、これ。今更ながらに名曲だと思う「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」とタイトル曲。テッド・テンプルマンは正しかったと思うな。
ここのところ、マイケル・マクドナルドの声にハマっているのと同時に、無理やり爽やか気分になりたくて、PDAでウエストコースト系をコンピして持ち歩いている。それなりに効果はあるが、案外飽き易く、無駄な努力になりそうである。PDAのSDカードを512MBに増量したので、ついついいっぱい持ち歩いているのだが、そんなに聴けない。毎日の移動がそんなに長くないので、無用の長物になっている。それでも、技術の進歩を実感できることは、それだけでもワクワクできるので嬉しい。SDカードの小ささを手にしながら、「これに180曲がこの音質で入るか」ということだけで感動できる。
さて月曜日。気合を入れていかないといけない忙しい一週間の始まり。昨夜のF1モナコGPでの佐藤琢磨のスタートで大興奮し、終盤のバトンとトゥルーリのバトルにまたまた興奮し、いまだ冷めやらぬ状態。体調不良ながらも妙に元気な月曜の朝である。これで一週間がもてば、安上がりなのだが・・・。
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2004.05.23. |
★本日の一枚は、カサンドラ・ウィルソンの「ベリー・オブ・ザ・サン」。映画「イージー・ライダー」で使われた「THE
WEIGHT」が1曲目。ボサノヴァの名曲「3月の水」やボブ・ディランまであり、しめはロバート・ジョンソン。これを自分色で歌えるんだから凄いです。★
聴けば聴くほど、不思議になるアルバムではある。とにかくこの選曲。脈絡がありそうで全くない。それでも凄い統一感、そしてアルバムが一つの作品として完結している。凄い。自作曲を散りばめながらも、歌う数々のカヴァーが、普通ではない。ブルース色が濃いのだが、ストーンズもやっていた「ユー・ガッタ・ムーヴ」まである。それでも、聴けば一発でカサンドラ・ウィルソンだって判る。当たり前のように判るのだが、今これほど個性のあるシンガ−って他にいるのだろうか?
昨日から、また一層腰痛がひどくなっている。今日はドライヴでもと思っていたのだが、これでは中止か。大人しく家で本でも読んでいた方がよさそうだ。しかし座っていても寝ていても痛いのだから、困ったものだ。
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とか言いつつ、下総往復150km走ってきた。ガスがカラだったので、満タンにしたついでに珍しく洗車なんぞしてしまったら、思い切り降られた。こんなものだろう、世の中なんて。さて今日の行きのBGMは懐かしのナイトレンジャーのベスト。空元気出していってきたが、やはりちょっと調子悪くなってしまった。腰痛プラス体調不良で踏んだり蹴ったり。帰りはおとなしくケミストリーの「ONE+ONE」。6月にライブに行くのでお勉強中なのだが、結構ハズシている曲もあったりして・・・。カミサンはハマっているので、そんなことはあまり言えないけどさ。
今日も猫さんたちにキーウィーの葉っぱ付きの枝をもらってきた。しばしゴロゴロしたあと、猫ども、走る走る。ひとの上を走るなっつうの。
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2004.05.22. |
本日の一枚はフェイセズの「馬の耳に念仏」。本日アップの下町音楽夜話は「深川いたち綺譚」。読んでみてください。名曲「ステイ・ウィズ・ミー」が収録されているこの盤、70年代を代表する、ブリティッシュ・ロックの超名盤です。★
第100回の今回は、いたち亭の由来的な内容。あちこちで話したり書いたりしているわりには、知られていない。というか動物虐待とかそういうものに警鐘を鳴らす気持ちは、世の中の人間には薄いらしい。最近では「ペット可」のマンションも増えている。首都圏では40%ほどになるらしい。それでも、飼える飼えないという環境の問題ではなくて、これは飼う側、すなわち人間のモラルの問題である。最後まで面倒みれない人間は、絶対にペットを飼うべきではない。
さて、ロン・ウッド。この時期がゼマティスだと思うが、いい音を出している。「ステイ・ウィズ・ミー」は本当に好きな曲。いかにもライブで映える構成、ギターもドラムスもピアノも、絶妙なタイミングで音だしをする。この大酒のみ連中の最高点。ロックン・ロールというものの格好いい部分が全て詰め込まれているアルバムである。
さて、今朝、自分が契約しているISPから、変なメールが来た。どうも、送り先を間違えただけなのか、それともウィルスに感染して発信されてしまったものなのか。自分は当然ながらウィルス・バスターをかませているが、心配になって手動で全ファイルを検索してみた。しかし当然ながら一匹も出てこない。一応安心して、変なの来たぞと送り返してみた。人騒がせなヤツなのか、その後何も言ってこない。それにしても、こいつヘッダーでみる限り、自分から自分あてに発信している。それが何故私のところに来るのだろう???
それにしても全ファイルを検索するのに相当時間がかかったが、ファイル数がディスク本体内に9万ほどあった。大事なものや、MP3ファイルなどは外付けハードディスクにコピーしたり、CD−Rに焼いたりしているのに、随分あるものだ。
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2004.05.21. |
本日の一枚は「スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス」。5月18日にエルヴィン・ジョーンズが亡くなりました。数々のコルトレーンの名作でパワフルなドラムスを叩いていましたが、一番好きなのはこの2人の静かな真剣勝負を静かに見守る彼です。
ミュージシャンが死ぬということは、これで伝説入りするという考え方をする人もいるので、悲しむことはないとも言う。しかし、やはり元気な姿を見たことのある人なんかだと、うーむ、もっとライブに通っておけばよかったとも思う。エルヴィン・ジョーンズは奥さんが日本人ということもあり、親日派というのか、随分日本で熱いライブを披露していた。もっと観ておけばよかった。あらためて残念。
さて台風がかすめていく週末、次も来ているようだが、台風はまだよい。しとしと降るような雨が嫌いなのだ。低気圧が頭上にあると、気分がダウナー傾向にあるが、台風の場合はアッパー系なので、構わないのかも知れない。台風が去ったあとの今晩は渋谷で自主研の会合である。気分がよければいいのだが・・・。
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2004.05.20. |
本日の一枚は、トニー・バンクスの「フュージティヴ」。全編にわたって、湿度の高い音ですが、メロディアスなので聴き易い音楽になっています。雨続きにはハマります。「ディス・イズ・ラブ」や「K2」など、名曲の域に達していますな。★
湿度は高いげど、温度は低いかな・・・。そういう意味では最近の日本の気候とは大分違っている気はするけど、聴いている分には、この方が涼しくていいかも。イギリスの方が緯度は高いからね。
大都市として栄えるには、あまり気温が高いとダメなのかね。特に文化都市として捉えられる主要なものは、みんな寒いところ。東京やKLが仲間入りしているかどうかは、見る人によるだろうけど、自分は例外的に頑張っている方だと思っている。島国的性格が近いとも言われるロンドン発の文化は奥が深くて、理解しきれないと感じることも多い。歴史もあるしね。東京は歴史は浅いかも知れないが、奥深さでは負けてない気もするね。ジメジメ感では勝っているな。
天気が悪いから出かけるのが億劫だけど、今日は高輪まで行かなければいけない。明日も渋谷だ。台風直撃のようだし、・・・困ったね。でもこういうときは、あまり考えずに、目の前にある仕事を片付けていくことに徹した方がよさそうだね。考えたってどうにもならんしなあ・・・。
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5月18日、エルヴィン・ジョーンズが亡くなった。76歳。また一人、伝説の世界に行ってしまった。合掌。
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2004.05.19. |
本日の一枚は、ビル・エヴァンスの「ザ・トーキョー・コンサート」。駄作の全くない彼ですから、安心して聴けます。この東京公演は日本人の好みを意識したラインアップなんでしょうか?ラストの「グリーン・ドルフィン・ストリート」が泣けます。
ピアノ・トリオは、ノイズの少ないCDで聴きたいか?でもアナログの方が音の隙間がなくて、目の前で演奏しているような臨場感が出易く、LPで聴きたいという気持ちも強くある。これはアナログ、決して状態のいい盤とも思えないが、やはり聴き始めたらノイズなんて全然耳に入ってこない。夢中になって最後まで聴いてしまい、ながら作業なんてできやしない。やはり音数が少ない音源ほどアナログは特性を出してくる。デジタルはすっきりし過ぎて、3人がうんと離れた場所で、アイ・コンタクトもなしに勝手に演奏しているよに聴こえてしまう。やはり無音部分にも、デジタルとアナログで意味合いが違っているようだ。・・・そのうち下町音楽夜話に仕立てられそうな経験をした一枚であった。
さて、腰痛である。ここしばらく歩く機会が増えたので、腰にもいい状態が続いていたのだが、日曜日あたりからちょっと様子が変なのである。昨日からははっきりと痛みを意識し始め、クシャミ一つするにも、どこかにつかまってするようにしている。腰痛は押さえ込まず、仲良くしていく方がよいと言うが、できることならお付き合いしたくないヤツである。久々に見たくもない顔を見せてくれた旧友との再会に、苦々しい気分である。
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2004.05.18. |
本日の一枚は、ジェリー・ラファティの「キャン・アイ・・ハブ・マイ・マネー・バック?」。英国の湿気と秀逸なメロディが印象的な、スティラーズ・ホイール以前の初期音源集です。十分に完成度が高く、驚かされます。知的な歌詞も一ひねりあり、心に響きます。
今朝はトラックバックの昨日追加のために、書き込みができなかったので、夜になってしまった。本来日記は、夜就寝前にその日の出来事などを書くものなのかも知れないが、こういう楽天日記のようなブログは、全然違った使い方もできる。そこがまた面白い。工夫次第では、ビジネス的な活用もできるだろうし、可能性はいくらでもある。ウェブの世界はまったく面白い。
さてジェリー・ラファティの初期音源集。何種類か発売されているが、これは音がよいということで買ったが、この人の場合は参加しているものがあれば、何が何でも欲しい。これだけのメロディメーカーだが、作品は10枚程度と少ない。ハンブルバムズ、スティラーズ・ホイール(先日ようやく2ndのLPを入手した)、ソロ、いずれも素晴らしい。スティラーズ・ホイールの「スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー」とソロの「霧のベイカー街」の2大ヒットは、歴史に残る名曲でもある。天気の悪いときには、妙にハマる素敵な音楽である。
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2004.05.17. |
さて月曜日、ブレッカー・ブラザーズの「ヘヴィ・メタル・ビバップ」で、ガツーンと気合を入れていきましょう。ヘタなヘビメタよりよほどハードでカッコエエ「EAST
RIVER」が快感です。何せテリー・ボジオ叩きまくりです。★
さてと、とうとう月曜日が来てしまった。先週は研修やら部の旅行会やらで時間が潰されたので、やり残していることが結構あるのだが、今日も葛飾区と墨田区の視察で一日中外にでている。トホホ。やりたいことばかり増えて行くときの気分というのは、嫌なものである。週の後半はまたまた講演会で2日潰されるので、・・・時間ないじゃん。
うーん、やっぱ、気分的にイースト・リヴァーが聴きたくなるね、こりゃ。出だしから、ガツーンとくるあの感じはいいよ、ほんと。ヴォリュームとかが変にあがっていたりすると大変だけどね、一曲目だから。ジェフ・ベックのトリオでトニー・ハイマスと来日したときの、横浜アリーナでのライブは忘れられない。あんな凄いドラムスは滅多に見られない。元々ミッシング・パーソンズとかいう訳のわからんバンドを妹とやってたんだけど、周囲が放っておかないよね、これだけ凄いと。でもドラムスってレコードとかでは、迫力が殺がれてしまうから、生だよね、生。また生で、テリー・ボジオが見たいよお。確か今はナックに在籍しているんだよね。ナックで来日しても、テリー・ボジオなら行くか。
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2004.05.16. |
★ジミヘンの「ジミ・ヘンドリック・アット・ウッドストック」、音源的にはコンプリートがいい音で出ていますが、映像はこれが最良でしょう。最も輝いていた時期のジミでしょうか。あの記録映画では、満足できませんやね。★
トリビュート盤というものは悲しいもので、どんなによくても、結局オリジナルの方がいいじゃん、ということになってしまう。昨日の「パワー・オブ・ソウル」を聴いていて、やはりジミの音が聴きたくなってしまった。ウッドストックの頃はもう頂点を極めていたのかもしれないけど、やはり印象に残る映像ではある。結構大人数でやっているのが、意外と言えば意外なのだが、ジミの存在感は異様なまでに大きい。やはり歴史に残る貴重な瞬間である。
さて今日は雨、天気が悪い方が高速道路は空いているので、これはこれで嬉しいのだが、雨は決して好きではない。それでも自分の車(BMW MINI COOPER S)は雨に強いので、視界が悪くならない程度なら降っていても一向に気にならないで運転できる。空いていることの方が重要。それに田舎の道は排水がいいので、都内よりも走りやすいかもしれない。都心あたりはいろいろ気を遣いながら運転しなければいけないので、疲れてしまう。渋滞も嫌だしね。とにかく歩行者に水をぶっかけてしまう心配もないようなド田舎だからね、いつも走っているあたりは。
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2004.05.15. |
本日アップの下町音楽夜話は「パワー・オブ・ソウル」。読んでみてください。家族愛や後進の憧憬に包まれたこの天才は幸せ者です。ジョン・リー・フッカーの「レッド・ハウス」、最高です。★
ジミ・ヘンへのトリビュート。もうサイコー。メチャメチャ黒い率が高いメンツだけど、独特の匂いがある統一感のある作品になっている。どれも甲乙付け難い内容で、超オススメ。ただどういうわけかクラプトンやスティングは硬い。イマイチとも言う。でももう少し聴き込まないと、本当の味がわかってないかもしれない。「下町音楽夜話」を書くには、時期尚早だったかもしれない。
昨夜は部の旅行会で熱海一泊だった。飲み会の後はさっさと寝てしまい、朝5時に目が覚めた。温泉に浸かって快適ではあったが、やはり風邪のせいか体調は悪く、朝一の新幹線で帰ってきてしまった。トホホ・・・。
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しばらく寝て体調は少し回復したが、出かけるほどまでには行かず、今日は大人しくしていることになった。本当は下総に行って、向こうのPCのセッティングをしたかったのだが、明日に変更。申し訳ない。ついでなので、さらまわしをいじっていたのだが、容量の問題を安易な方法で解決してしまった。一旦凍結していた「いたち亭」の方に、「ねこやしき」を持っていったので、10MBくらいかせげた。これで数ヶ月は安泰である。そのうち増量申請しないといかんかねえ。それとも思い切って独自のサーバでも立てるか・・・。悩ましいところではある。
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2004.05.14. |
続けてホール&オーツを。「ビッガー・ザン・ボース・オブ・アス」ですね。「バック・トゥゲザー・アゲイン」に「フォーリング」に「リッチ・ガール」も。時々無性に聴きたくなる曲ばかりです。当時、ジャケのリッツの箱が妙に気になったなあ。★
連チャンでホール&オーツである。何かナツカスイーのである。普通ジャズとか聴き始めるとさ、ホール&オーツとかって聴かなくなっちゃうんだよネ。でもさ、そこが違うんだなあ。やっぱ1976年は16歳の自分がいてさ、その時はジャズは聴いてないわけでさ、その頃の記憶とリンクしているものは断ち切れるもんじゃないのよ。1985年に就職してから10年以上、このアルバムを聴かなかった時期があるんだけど、それでも捨てなくてよかったというか、反対にこういうのが大事なのね、と思う昨今なんだな・・・。ま、無節操の言い訳でしかないけど・・・。
さて今日は久々の出勤、といっても昨日職場に寄って帰ってきてメールチェックとかは済ませてきてるんだけどね(メールはムチャクチャ溜まってて、目が点だったけどね)。今日はちょっと辛いかもなあ。しかも今晩から、部の旅行会で熱海まで行く。わざわざ熱海まですっ飛んで行って、飲んで、翌朝帰ってくるなんてバカバカしい気もするのだが、まあお付き合いも大事か。・・・ホンネ、時間と体力と金の無駄。
そして、明日掲載予定の下町音楽夜話がまだ仕上がっていない。つまりあと1時間で仕上げなくてはいけない。・・・こんなもの、書いている場合ではないのであった・・・トホホ。
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2004.05.13. |
★名曲「シーズ・ゴーン」を含むこの盤(ホール&オーツの「アバンダンド・ランチョネット」)、いいです。この後「サラ・スマイル」を経てエレ・ポップの代名詞みたいになって行くワケですが、初期の方が渋いですな。時々無性に聴きたくなります。★
昨夜、車のBGMで「シーズ・ゴーン」を聴いて、ゾワゾワっときた。やっぱ名曲よ、これ。どうしても一曲となると「サラ・スマイル」をとってしまうので、こっちは忘れられがちだけど、初期のアルバムはどれもいいネエ。70年代の彼らがやろうとしていたことは、みんなやりたくてもできなかったことなんだよな。白人なのにソウルフルというのは、今では珍しくもないけど、当時はね。しかもハマってたからね。イーグルスの連中がニュー・キッズ・イン・タウンと呼んだのは彼らのことらしいけど、解かる気もするね。それにしても昔の方が渋い。段々ポップでハデになっていくというのも不思議と言えば不思議。
昨日は早々レコ・コレを入手してきて、一通りチェックしたのだが、イアン・ハンターの気になるアルバムが一枚、あとは既知のものばかりといったところかね。真ん中辺の大好きなノーマン・シーフの写真は、相変わらず釘付けもの。この人はやっぱり凄い。ジャック・キャサディのインタヴューも興味深い内容。この辺の情報は他ではないからなあ・・・。それから輸入盤CDを規制する法案のはなしも、本当に忌々しき問題だね。冗談じゃないよ、ったく。
さて今日は研修3日目。非常に役に立つ情報が多いので、必死こいて聴いているから、もの凄く疲れる。今日はセキュリティの話もあるので、またまた大事なテーマ。ガンバンベ。
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さて研修が終わってしまった。非常に中身の充実した講義で、もの凄い勉強になった。こういうのは滅多にない。
ただ部屋が寒くて、風邪をひいた模様。3日目にして、周囲の人間がみんな風邪っぽくなっていた。カンベンしてくれえ。
昼休みに少し散歩に出た。半蔵門の駅周辺なのだが、千代田区一番町あたり、英国大使館の裏あたりだね。何か普段いる町とはエライ違いで、とってもお洒落なカフェやレストランがいっぱいあって羨ましい。どこから沸いてきたのか、オネエサンたちがウジャウジャいてびっくりした。ついでにコンビニはampmしかなくて、しかも3軒も4軒もある。ヘンな街であった。ついでに、何というか文化の香りが全くしない街でもあった。しばらくいたら直ぐに飽きてしまいそう。やっぱ、下町がエエわ。
ウォーキングのBGMは後期のドゥービー・ブラザーズ。これは結構ハマッていた。こういう突然聴きたくなったときなんぞ、PDAにデータを置いておくと便利である。何となく、気分がよかったのであった。
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2004.05.12 |
本日の一枚は、アトランタ・リズム・セクションの「シャンペン・ジャム」。やれやれ真夏のような暑さですな。こういう季節になると思い出すARS、どうしているんですかね。南部の骨太さの中に、妙に繊細な部分が見え隠れする連中の、大ヒットした好盤です。
暑いねえ。暑いと「ドッグ・デイズ」なんてアルバムまである、このグループを思い出す。サザン・ロックのわりには、細かいところまで気を配った丁寧な演奏が意外なのだけど、テクニックは抜群だし、ライブでも相当評価の高い連中で、当時は結構好きだったなあ。ま、たまには、こういうのも、ということで。
さて、今日も研修。非常に役に立つ情報満載で、かなり集中して聞いている。昨日はもうヘトヘトだった。これまで何となく知っていたような知識でも、しっかり体系的に説明されると、やっぱり違う。きちんとした知識に変わっていくのが分かり、ちょっと嬉しい。さてガンバンベ。
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2004.05.11. |
★本日の一枚は、マイケル・マクドナルドの「ザ・ヴォイス・オブ・マイケル・マクドナルド」。エラく音のいい盤です。彼のスモーキー・ヴォイスが心地よいですが、さすがに声まではクリアにはなりませんね。当たり前か...。ソウルフルで統一性もあり、買う価値のあるコンピCDです。★
いいっす、これ。最近これにハマっているのよ。この人の声って、やっぱソウルなのかね。ロックではないよね。だから前期ドゥービーのファンからはあまり受けがよくないんだろうな。でも自分の場合、ドゥービーは前期も後期も好きだし、この人のソロ活動も結構好きなので、これでいいのよ。それにしても音がいい。別テイクかと思ってしまうほど別物に聴こえる。嬉しいネエ、こういうのは。コンピCDも好きな曲が寄せてあるだけってのもあるけど、好きな曲が並んでいる上に、音がグンッと良くなってたりすると、たまらんネエ。これ、その典型。この人、地道にライブやってるから、音源はいくらでもあるハズなんだけど、あんまり発売しないんだよな。もっと出しゃいいのにね。
さて、今日から3日間研修である。お勉強は嫌いじゃないからいいけど、眠くなるような内容でなきゃいいんだけどネエ。参加型ならまだしも、セミナーはね、そこが心配だね。まああまり期待しないで行ってきましょ。
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2004.05.10. |
本日の一枚は、「デヴィッド・ボウイの「ボウイ・アット・ザ・ビーブ」初期のBBC音源です。クレジットを見ると、ジョン・マクラフリンまで参加している。果てはスティーヴ・トゥックまで。時期的にティラノザウルス・レックスの頃。見方によっては超貴重音源だね。★
昔イギリスの法律では、ラジオでレコードを流すことが出来なかったので、ビーブことBBC、つまり国営放送では出演させるたびにスタジオライブを録音していたわけ。だからBBC音源はざくざく出てくる。それでも、随分上から潰してテープを使ってしまったというから、現存しないものも多いとか。悲しー。
ボウイのこの音源は、相当に貴重だね。メンツがすごいんだもん。メジャー・デビュー直後は全然売れてなかったはずなんだけど、それでもこれだけのバックアップを揃えてしまうというのは、何なのかね。スパイダース・フロム・マースの3人も、演奏にムラがある。でも楽しめる音源であることは確か。BBCにゃいろいろあるが、これは凄い。
さて月曜日、今週は3日も研修があって、お勉強ウィーク。天気も悪そうだし、・・・やだなああああ。
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2004.05.09. |
本日の一枚「スルー・ジ・イヤーズ」は、ドイツで活動していた英プログレのマイナーバンド、ネクターのライブ盤。何故か魅力のある音です。★
ネクターというバンドは何とも情報が入ってこない。リアルタイムでは国内盤の発売もなかった。それでも、「リッスン」という一曲だけは、アメリカでもチャート・インしたので、輸入盤屋さんで何とか手にいれたが、メチャ高い値段だったような憶えがある。ネットなんかで見ても、「リサイクルド」という一応ヒットしたと思われるアルバムのことしか出てこない。最近輸入盤店では1枚目と2枚目がCDで売られているようだが、はてさて買うべきか?音はプログレの普通よりっぽいもので、ハードロックだと言われれば、「そうですか」と言いそうな程度。結構テクニックはありそうだが、この程度は他にもいくらでもいるよなあ。曲がそこそこメロディアスで、耳に残るんだな。このライブも全然ライブらしくはないが、それだけ上手いということなのかな?これで強力なヴォーカリストでもいれば違ったのかねえ・・・。
さて今日の午後からはしばらく天気が悪そうだ。全く憂鬱だネエ。
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2004.05.08. |
本日アップの下町音楽夜話は「マイ・フェイヴァリット・シングス」。読んでみてください。一方本日の一枚は同じくコルトレーンの「コルトレーン・イン・ジャパン」。長尺の演奏から得るのは、苦痛のみか、そこから見えてくる一筋の光明もありか・・・。
昨日は結構楽しめた一日であった。有明のPセンターを視察して、いろいろ勉強してきたが、これはこれで大変役にたった。夜は夜で、一緒に行った人間と亀戸で飲んだのだが、ジャズの話で盛り上がり、少々飲みすぎた。
ともあれ、昨今ジャズ漬けである。ロックから遠ざかってしまうこともなかろうが、ここのところお休みしていたジャズがまたまた再燃してきそうな気配である。ブルースの方に行きそうでもあったのだが、結局自分でもコントロールできていないことが、この辺からも知れるか。コルトレーンの影響は絶大だったかも知れない。
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今日が午後から時間がとれたので、銀座まででかけてきた。とはいえ、まずは上がフォー・シーズンズ・ホテルになっているパシフィック・センチュリー・プレイスのAGE(アージュ)でエルテというカフェでひと休み。その後、あちこちうろつきながらH2まで行き、HMVで少々お買い物。ドルフィーにラインハルトに、カサンドラ・ウィルソン、マイケル・マクドナルドなんぞをゲット。その後は、新橋方面まで歩いて、今度はコリドー街のガルリ・カフェでお茶。まあ疲れがひどかったので、あまり動き回らなかったつもりだったけど、こうして考えると相当歩いているね。・・・疲れた。
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2004.05.07. |
本日の一枚は、マイルスの「ジャズ・アット・ザ・プラザ」。コルトレーン在籍時のマイルスの中で特に好きな一枚です。キャノンボール・アダレイまでいるんですから贅沢です。まだまだチャーミングな演奏を聴かせています。★
今、コルトレーンを題材に、「下町音楽夜話」を1本書いている。そんなワケで今週はジャズ漬け。昨夜もアトランティックの、超有名な「マイ・フェイヴァリット・シングス」を聴きながら、相変わらず残業続きのカミサンを迎えにいったのだが、いやはや、「コルトレーン・イン・ジャパン」の「マイ・フェイヴァリット・シングス」との違いに呆れるばかり。
さて、今日は臨海副都心方面で視察会の予定。連休の谷間はこの手の仕事が丁度よい。最先端技術が見られるので、ちょっと楽しみにしている。天気もよさそうだし、言うことなし。
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2004.05.06. |
本日の一枚はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「破壊」。彼らの手堅く仕事をしているようなところが好きです。職人集団の丁寧な演奏がグッド・メロディを奏でています。さて、連休明けと飲み会の翌日は、無理してでもキチッとしていたいですね。
「ダム・ザ・トーペドーズ」のことね。非常に好きなアルバムなんだけど、シングル・ベースかな。アルバムとしては、あまり聴いてないかも。とにかく他人のバックの方が活躍しているかも知れない連中だけど、いい仕事してるよね。まさに職人さんたちだね。
連休明けにボケボケしているのは、みっともないので、しっかりいきたいね。まあ2日行ったらまた休みだからね。まさに「手堅く」といったところかね。あまりヘヴィな予定は入れてないんだけど、プレゼン一件、10人強の調整が一件。明日は視察会なので、その準備といったところ。さあ、頑張っていくべ。・・・ところで、今週末の「下町音楽夜話」にまだ着手していない。まずいかな・・・。
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うほっ、自動車税の納税通知書がきたよ。
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2004.05.05. |
本日の一枚は、スティングの「ブラン・ニュー・デイ」。少し前のアルバムですが、もう随分経ったような気がしますね。彼も9.11の影響を大きく受けた一人ですね。アナログを意識した、いい音作りをする人です。もっと活動して欲しいな。
ゴールデン・ウィークの5連休もあっという間に最終日。サビシー!やりたいことは何とかやったつもりだが、「さらまわし」の整理がいまいちできていないのが不満といえば不満。何でもかんでもにしないで、アイテムを絞るかね。ガレージ・レポを独立させるとか、ネコマガを独立させるとかしないといけないかねえ。そういうこと、少しはやればよかったな。部屋はかなり片付いたんだけどね。もともと出かけるつもりがないので、これで目的は達したような気はしているんだけどね。・・・つまんないかな。まいっか。
さて、スティングだけど、最近あまり目立った活動してないね。ニュー・アルバムも思い切り地味だったしね。9.11の影響だっていうけど、この人に限らず、ミュージシャンで相当こたえたという人間は多いみたいだね。音楽は平和でないと、心底楽しめないからなあ。グタグタ政治的なこととか考えないで、一音楽家に徹していれば楽なのかもしれないけど、それができれば苦労がないやね。専門的な仕事をしている人はみんな同じかも知れないね。「そんなことしている場合じゃねーだろ」と思ってしまったらもう終わりよ。
先日イタリア盤の12インチEPで「アフター・ザ・レイン・ハズ・フォーリン」を見つけて買ってきたんだけど、これが結構よくてね。この人の音楽もできることならアナログで聴きたいものと思った次第。楽器もそうなんだけど、この人の声って、デジタルよりアナログの方がノリがいいみたい。あの少しハスキーなところが、デジタルだと、十分に聴こえてない気がするんだけどな。
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2004.05.04. |
本日もジャズに走ってます。「ブルー・トレイン」と並んで好きなコルトレーンの「マイ・フェイヴァリット・シングス」です。やはりタイトル曲は何度聴いてもいいですねえ。神様にならないで、このまま人間でいてくれたらネエ...。
先日、「コルトレーン・イン・ジャパン」を見つけてきて聴いたがために、ジャズ漬けになっている。一時期ジャズしか聴かないような人間になっていたが、最近ではまたロックの方が多くなっていた。50年代60年代のブルーノートをある程度聴き尽くしたら、揺り返しがきたかのように遠ざかってしまったのだ。コンテンポラリーなものはある程度絞り込んで聴き続けていたが、それも最近はおさぼり気味。魅力の度合いがが60年代70年代のロックには及ばないということか。ただ聴きたくなったら聴くだろうと思って、入手したものは手放さずに手元にとどめてあるので、整理がたいへーん。レコード部屋の真ん中あたりのたたみが持ち上がってきたことが非常に心配である。
さてゴールデン・ウィーク後半は天気が荒れ模様とか。ということは、家でレコードの整理でもするっきゃないでしょ。実は少し前から整理したくてウズウズしていたのであった。これを期に、しっかり整理して、データベースもさぼっていた分、しっかり入力して態勢を整えるつもりである。・・・全部はムリだな。でもこれが出来ていないと、下町音楽夜話もさらさら書けないし、毎朝の「さらまわし」の更新だって、しんどくなってしまうのである。さあてガンバロー。
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2004.05.03. |
お休みなので、勢いジャズに走ってます。本日の一枚は、エリック・ドルフィー・ウィズ・ブッカー・リトルの「ファー・クライ」。若いロン・カーターが結構頑張っているこの盤、元気になりたい時によく聴くのですが、休みに聴くとやはり演奏に集中できますな。
連休3日目、今日はカミサンの実家に行く予定。高速が混雑しなければいいのだが。「天気もいまいちなので、皆さん出かけるのは止めましょう。」と言いたいところ。でもニュースによると、もうUターン・ラッシュが始まるんだと。うへー。
さてこのアルバム、音が結構いいのよ。ベースのロン・カーターはあまり音がいいという人ではないのかも知れないけど、このアルバムはいいんだな。ドルフィーは録音にこだわったのか、どのアルバムも結構音がいい。そもそもバスクラやフルートって、余韻がきれいに聴こえないとねえ。こういう楽器は難しいよなあ。ヘヴィメタなんぞは、少々音が悪くても聴けるもんなあ。まああれはあれで、低音が出てないと寂しいけどね。ま、このアルバムは1曲目「ミセス・パーカー・オブ・K.C.」かな。タイトル・チューンもいいし、「イッツ・マジック」もいい。結局この盤は、好きなんだね。70年代になって、ダブル・アルバムで再発されたときも買ってるからねえ・・・って、これはダブって買っただけだろー。何か書いとけって、この辺のはジャケが全然違うと分かんなくなるんだからさあ。
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2004.05.02. |
ベースの音がいい盤が聴きたくて、引っ張り出してきたのが、ハンプトンホウズの「ライブ・イン・モントルー’71」。ヘンリー・フランクリンというベーシストは、マイナーですが図太くていい音を出します。たった3曲のこの盤、メッケモンです。
ゴールデン・ウィーク初日は、ほとんど寝てすごしてしまった。本は少し読んだが、夕方から出かけて、新しくできた施設「ITパークこうとう」を覗いてきた。なかなか結構な出来であると思う。担当者と少ししゃべってから、食事をして本屋に寄って帰ってきただけ。出かけた一番の目的は「カー・グラフィック」を買うことだったんだけどね。
のんびりすると、やはり最近はジャズが聴きたくなる。このLPはフレッシュ・サウンドというマニアックな再発を続けているところのものだが、なかなか好い音を鳴らす。ハンプトン・ホウズのピアノも嫌いではないが、この盤はベースに耳が行ってしまう。ピアノ・トリオは気分でいろいろな聴き方ができるから好きだ。ビル・エヴァンスを一通り聴き倒したところで、ピアノ・トリオはひと段落してしまったが、また聴きたくなってきた。時間がとれるうちに、ディスク・ユニオンでも行って、お宝探しでしてこようかな。
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そんなわけで、結局ディスク・ユニオンに行ってきた。とは言っても、都営の一日乗車券を買ってまず新宿に出て、バスで高円寺に行き、そこから阿佐ヶ谷経由で杉並区役所まで歩き、またバスでオペラシティ経由で新宿まで戻ってきて、それから行ったのだ。疲れた。長いこと見ていられなかったくらい疲れていた。ま何とか9タイトルほど買ってきたけどね。結構収穫あり。ネクターのライブはメッケモン。コルトレーンのイン・ジャパンのLP3枚組も安かった。いい一日になった。
何の目的も理由もなく、そぞろ歩いてきた高円寺界隈。結構楽しめましたよ。雑貨屋さんは多いし・・・、カフェは思ったよりも少なくて、いいところを見つけるのに苦労しましたね。そんでもって、入ったのが、パン屋さんの2階でやっているセルフのグッド・モーニング・カフェ。まあ、こんなところかな。
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2004.05.01. |
本日アップの下町音楽夜話は「ウォー・イズ・オーヴァー」。読んでみてください。「YES オノ・ヨーコ」展はレノン色の薄いものでした。それでも見る価値は十分にありますよ。
ジョン・レノン、実はビートルズの4人の中で一番馴染みがない。いい曲あるんだけどね。でも、オノ・ヨーコのパフォーマンス・アートとかって、理解できたためしがない。説明を聞いて「なるほど」と思うことはあっても、それって、理解できてないということだよね。今回の現代美術館の展示は、彼女の歴史を俯瞰できるものだったけど、やっぱ、ウーンと固まってしまうものがほとんどだった。
さて、5連休。別に出かけるわけでもない。真ん中の日はカミサンの実家に行くから、どのみち遠出はムリ。少しは家の中を片付けるか、とも思う。夏物を出したり、ね。ついでに亀戸の駅前のカメリアプラザに「ITパークこうとう」が今日オープンする。覗きにいってみようかとも思う。まあのんびりできる連休だ。嬉しい。
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